おすすめの銀行口座を徹底比較!

大切なお金を預けるのであれば「少しでもメリットの大きな銀行口座を選びたい!」と考えるのが当然です。

しかし、銀行の選択肢は非常に多いため「どの銀行が自分にとってメリットが大きいかわからない」と途方に暮れるという声をよく耳にします。

また、超低金利時代が長く続いていることから「どこに預けてもメリット薄そう」と、銀行口座選びにネガティブなイメージを抱いている方も多いようです。

このページでは、「お金を預けるメリットのある銀行口座」を選ぶポイントを、具体的かつ分かりやすく解説していきます。

おすすめの銀行口座もランキング形式でご紹介しますので、ぜひ銀行口座を比較検討する際の参考にしてみて下さい。

自分にあった銀行口座を選ぶ4つの比較ポイント

銀行口座を選択する際、重要となるのが「自分が銀行口座に求めるもの、最優先したいもの」を明確にすることです。

例えば、金利を重視したいのであれば「普通預金と定期預金の金利は、どちらを優先したいのか」という点で切り分けが必要となります。

また、ATMをよく利用する方であれば「コスト重視で手数料の安い銀行を選ぶか、利便性を優先して全国各地のATM設置数の多い銀行を選ぶか」で、選択肢が異なってきます。

そこで、銀行口座「自分が銀行口座選びで何を重視すべきか」を確認するために、まずは以下の4つのポイントを押さえておきましょう。

預金の金利

大切なお金を預けるのであれば、少しでも金利の高い銀行口座を選びたいですよね。

しかし現在は、国内主要銀行やゆうちょ銀行の普通預金の金利は現状0.001%という超低金利の時代。

「金利なんてどこも大して変わらないし……」なんて、諦め気味の方も多いと思います。

ですが、実際には金利は銀行によって大きな違いがあり、普通預金の金利を例に取ると、銀行によって「0.001%~0.20%」と200倍もの大きな差があるのが実情です。

特に、ネット銀行の中には特定の条件を満たすことで、普通預金の金利が0.1%以上になるところもあるので、金利重視の方はチェックしておきましょう。

ATM手数料

銀行やコンビニのATMをよく利用するという方は、自分がATMを利用する時間帯に「手数料がかかるかどうか」の確認が重要になります。

多くの銀行の普通預金金利が「0.001%」、10万円を1年間預けても1円しか利息が付かない世の中で、ATMを1回使うだけで手数料が100円以上取られるというのは、大変もったいないことです。

平日日中の営業時間にATMへ行くのが難しい方は、早朝夜間や土日祝日に、ATMを無料で利用できる銀行を選ぶとよいでしょう。

同行・他行あての銀行振込手数料

仕事や副業、家族への仕送りなどで、頻繁に銀行振込を利用する方であれば、銀行振込にかかる手数料が低く抑えられる、または振込手数料が規定回数無料になる銀行を選ぶのがおすすめです。

メガバンクとネットバンクの選択

メガバンクとネットバンクは、それぞれ金利や利便性、信頼性などの点で違いがあります。銀行選びでは、その違いや特徴、メリット・デメリットを比較し、自分に適した銀行を選択することが大切です。

メガバンクのメリット・デメリット

メガバンクとネットバンクのメリット・デメリットについて見ていきます。

銀行選びの参考にしてみてください。

メガバンクのメリット・デメリット

メリット

メガバンクは、ネットバンクと比較して知名度や実績、資本力に優れているため、信頼度・信用度が高いというメリットがあります。

また、全国の主要都市に支店・実店舗を設置しているため、対面での細やかなサービスを受けられる点も魅力です。

 

デメリット

実店舗やATMの設置が主要都市に集中しており、地方では都市部のような利便性の高いサービスをなかなか受けられないのが実情です。

この点は、地方在住者にとって大きなデメリットと言えます。

加えて、近年メガバンクも実店舗の縮小・閉鎖を進めており、今後、従来のような対面でのサービスを受けづらくなるのではないか?といった不安もあります。

また、メガバンクもネット取引のためのシステム構築やアプリ開発に力を入れていますが、利便性の面でネットバンクに一歩及ばないのもマイナスポイントだと言えるでしょう。

ネットバンクのメリット・デメリット

メリット

ネットバンクは実店舗のないネット専業銀行のため、入出金や振込などの取引を全てネット上で完結できます。

時間や場所を選ばず取引をできるのは、大きなメリットのひとつと言えるでしょう。

また、メガバンクと比較して普通預金や定期預金の金利が高い傾向にある点も、ネットバンクの強みです。

 

デメリット

ネットバンクは、実店舗がない、またはごく少数しか設置されていないため、対面相談などのサービスを受けづらいという一面があります。

災害やネットワーク障害などでネットでの取引ができなくなった場合や、取引で心配な事態が起きた時などに、この「対人対応を受けづらい」という点は、大きな不安を招きます。

特にご高齢の方にとっては、見過ごせない懸念材料といえるでしょう。

また、居住地でネット環境が整っていない、ネットに不慣れな人などにとって、利用のハードルが高いのもデメリットのひとつです。

規口座開設におすすめの銀行 TOP5

普通預金・定期預金の金利の高さや、ATM手数料や他行あての振込手数料、独自サービスなどを総合的に判断し、おすすめのネットバンクTOP5をピックアップしました。

第1位 楽天銀行

楽天銀行は、楽天証券と普通預金口座を連動させる「マネーブリッジ」の利用で、普通預金の金利を5倍にできる点が大きな魅力です。

また、振込やATMからの出入金などの取引で「楽天スーパーポイント」を獲得できるのもうれしいポイントです。

条件を満たすことで、提携ATMやみずほ銀行ATMの手数料が最大月7回まで無料にできる点も見逃せません。

第2位 住信SBIネット銀行

住信SBIネット銀行は、会員ランク制度「スマートプログラム」を導入しており、取引やサービスの利用状況に応じて「他行振込手数料が最大月15回無料」など、手厚いサービスが受けられます。

加えて、SBI証券と普通預金口座を連動させる「ハイブリッド預金」の利用で、普通預金金利を大幅にアップできるものメリットです。

また、提携ATMの出金手数料が月2~15回無料のため、土日祝日や夜間などATM手数料が発生しやすい時間帯にATMを利用する方におすすめです。

第3位 ソニー銀行

※優遇プログラム「Club S」のステージがプラチナの場合無制限

 

ソニー銀行には、優遇プログラム「Club S」が用意されており、ステージに応じて「他行振込手数料が最大月11回無料」「提携ATM出金手数料が月4回~無制限で無料」など、魅力的な特典が適用されます。

また、海外事務手数料無料のVisaデビット付キャッシュカード「Sony Bank WALLET」を無料で発行できるのも、大きなメリットです。

第4位 新生銀行

※「新生銀行ステップアッププログラム」のステージが「新生ゴールド」以上の場合

 

新生銀行の大きな特徴は、他行からの振り込み入金などで「dポイント」や「nanacoポイント」など、多彩なポイントが獲得できる点にあります。

また、外貨預金の利用でマイルも貯まるので、ポイントやマイルを積極的に活用している方におすすめです。

また、2週間という短期利用ができる「2週間満期預金」は、普通預金と同じ感覚で利用できるにもかかわらず年利0.03%と金利が高いのも、注目したいポイントです。

さらに、新生銀行の会員ランクが「新生ゴールド」になると、提携ATMの出金手数料が上限なしで無料となります。

第5位 ジャパンネット銀行

※前月の預金平均残高が3000万円以上の場合、提携ATM利用手数料・振込手数料が優遇される

 

ジャパンネット銀行は、一見すると金利や振込手数料などの面で大きなメリットが見当たらないと思われがちです。

しかし、ATM出金手数料が「3万円以上の出金で何度でも無料」となるため、裏技(※)を活用することで金額に関係なく、入出金を無料で行うことができます。

※例えば、1万円出金したい場合「4万円出金し、直後に4万円のうち3万円を入金する」など、入出金をあわせて出金手数料を無料にする裏技

ジャパンネット銀行はセキュリティ対策にも力を入れており、1分ごとに新規パスワードを生成するトークンが発行されるため、ネット銀行の中でもトップクラスの安全性を誇っています。

また「Yahoo!かんたん決済」の手数料が無料となる唯一の銀行のため、「ヤフオク!」をよく利用する方にもおすすめです。

まとめ

銀行口座を比較してみると、金利や各種手数料、会員ランク向けサービスなど、様々な点で違いや特徴があることがわかります。

口座開設をする場合は、その違いや特徴をしっかりと把握し、メリット・デメリットを見極めた上で「自分に最もメリットがある銀行を選ぶ」ことが大切です。

まずは、自分の働き方やライフスタイルを再確認し「金利やサービスなど、なにを最優先したいか」を明らかにすることをおすすめします。

その上で、自分の生活にフィットした便利な銀行口座を選びましょう。